今回は初めて青色申告承認申請書を書くという方のためにその書き方と提出方法など、初めての人が青色申告をする際に迷いやすいポイントをFAQ(よくある質問)なども合わせて解説していこうと思います。
青色申告とは
簡単に言えば、青色申告とは個人事業主が自分で確定申告する際の税務署へ提出する申告の種類のひとつになります。
白色申告と青色申告の違いについてわからない人もいるかもしれませんので、そんな人はまずこちらの記事を読んでから、この記事を読むとわかりやすいですよ。
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確定申告をしなければならない人の中で、青色申告の対象となるのは不動産所得や事業所得、山林所得のある人です。アフィリエイターなどブログ収入などの副業で稼いでいる人は通常は白色申告になりますが、ネットビジネス一本で個人事業主として生計を立てていく場合は起業して”事業所得”として青色申告をする方が多くのメリットがあるため、ほとんどの人が白色申告から青色申告へ切り替えをしています。
青色申告のほうが白色よりもメリットがあるのはどのような点なのでしょうか。
[box class=”box28″ title=”青色申告のメリット”]
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- 所得額に対して65万円の特別控除を受けることができる
- 赤字を将来の黒字と相殺できる
- 家族への給与を経費化できる
- 減価償却の特例として30蔓延までの固定資産を一括して経費にできる
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などのメリットがあるため多くの個人事業主が青色申告を選んでいます。
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青色申告をするためには、その前の年度末までに開業届と青色申告承認申請書を提出する必要が出てきます。開業届の書き方や青色申請承認申請書の提出のタイミングに関してはまた別の記事でも紹介していますのでそちらを参照ください。
青色申告承認申請書の書き方
別記事で解説しています通り、青色で確定申告する際はまず該当する年度の前の年(年度)の3月15日までに
青色申告承認申請書を税務署に提出する必要があります。
ちなみに青色申告承認申請書とはこんな用紙です ↓
どこで手に入れるの?
青色申告承認申請書は税務署にいっても無料で受け取ることもできますし、ネット上から用紙をダウンロードしプリントアウトして作成することもできます。 僕の場合は初年度の白色申告の際に無料会計ソフト【弥生オンライン】 を利用したのでそこから、自動的に青色申告への案内が届きましたので、そこに同封されていた青色申告承認申請書に書き込みましたので非常に便利でした。
僕が利用した無料会計ソフト【弥生】で青色申告への切り替えがめちゃくちゃ簡単だった理由
について記事もありますのでよければ参考にしてくださいね ↓
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そして、次のように赤い枠の部分の項目に必要事項を書き入れていきます。↓
これだけで、青色申告承認申請用紙は完成です。
サンプルを見ながらすればとっても簡単ですね!
青色申告承認申請書の提出方法
青色申告承認申請用紙に書き入れたら、あとは税務署へその用紙を持っていけば良いだけです。
提出のタイミングを間違えないようにしましょう。青色申告承認申請用紙の提出のタイミングについてはこちらの記事をご覧ください。↓
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[memo title=”開業届もいっしょに”]
[say name=”taku” img=”https://takudlc.com/wp-content/uploads/2018/05/吹き出し用taku_03.jpg” from=”right”]
青色申告承認申請書を提出が初めての場合は、開業届も同時に提出しよう。[/say]
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[/memo]
[alert title=”忘れない”]実は税務署に必要書類を持って行く場合は、自分の方で作成した控え用の用紙も忘れずに税務署に持って行くとよいです。なぜかというと、税務署では青色申告承認申請書や開業届を確かに受け取りましたという受領の確認のために必ず印鑑を押します。その場合、後日なんらかの機会にその用紙を参照する必要が出た場合のために、控え用の用紙にも印鑑を押してくれます。なので提出する際は控え用の用紙もセットで持って行き一緒に印鑑を押してもらいましょう。
[say name=”taku” img=”https://takudlc.com/wp-content/uploads/2018/05/吹き出し用taku_03.jpg”]僕は控えを持って行くのを忘れてしまったので、近くのコンビニまでわざわざコピーを取りに行きそれに印鑑を押してもらいました。面倒くさかったので、同じミスはしないようにお勧めします。笑[/say]
[/alert]
よくある質問まとめ
ここで青色申告についてよくある質問を以下にまとめました。
複式簿記での帳簿づけは難しい?
青色申告の場合は白色申告とは違い、帳簿のつけかたが多少複雑になるので難しいと感じる方も多いのですが、最近はオンラインの会計ソフトを使えば、ものすごく簡単に帳簿をつけたり、確定申告書類を作成することができます。
僕の場合は無料でやよいの白色申告オンラインを利用し、その後青色申告に切り替え、初年度3000円程度でガイダンスに沿って初期設定をしながら、問題なく移行することができました。
白色申告に戻すことはできるのか
一度青色申告承認申請書を提出しても、白色申告を行うことは可能です。逆に青色申告承認申請書を提出していなければ青色申告を行うことはできず、1年間待つこととなります。なので、独立起業(個人授業主)として今後を考えている方は、早いうちに青色申告承認申請書を提出することをお勧めします。
青色申告は自分だけでできる?
もちろん意欲的に学ぶ姿勢のある方なら自分だけで青色申告を行うことも可能ではありますが、確定申告で不必要な労力や時間を取られるよりも便利なツールなどを用いた方が仕事の効率としては断然良いでしょう。規模が大きくなれば税理士を雇うなども考えればよいのですが、まだ小規模の個人事業の場合は、便利な会計ソフトなどを利用しながら確実に税金の手続きを済ませていきましょう。
まとめ
ということで、今回の記事では青色申告承認申請用紙の書き方や提出方法について解説しました。
まとめると、
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- 青色確定申告とは
- 青色申告の方が4つの点でメリットが多い
- 青色申告承認申請の提出方法は簡単
- 開業届も一緒に提出しよう
- 会計ソフトを利用すれば青色でも簡単に管理が可能
[/list]
です。独立起業を目指しているかたはぜひ参考にしてみてくださいね!